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経理 市村 経理 市村
文系
職種:経理
入社年度:2006年
出身学部:経済学部 ※取材当時
市村

自身の経理キャリアを活かしながら
活躍する若手の成長に尽力する日々

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連結決算業務の担当として得られたもの

市村は経理課で国内外の子会社・関連会社を含めたグループ全体の連結決算を担当している。具体的には「スタンレー電気本体と関係会社から集まる決算情報を精査し、外部公表用の資料を作成する」ことが主な業務だ。
連結決算の仕事では1年分の業務の締めくくりである株主総会での法定書類の開示に向け、前年度の業績をまとめる確定決算と有価証券報告書を作り上げる業務が大きな山場となる。また3か月ごとにある四半期決算では業績をまとめることだけでなく、課題を吸い上げて精度の高い業績見込みを作ることも大切である。スケジュールの大枠は定型的なものである一方、その内容としては苦労する場面も多いという。
「経営上の課題が持ち上がると、決算の前に作成する『業績見込み』にその課題を織り込まねばなりません。経営陣の経営判断の材料となる重要な資料であり、タイトなスケジュールと不確定要素が多い中で正確な作業が求められるので大変です」
4年目には全体を俯瞰できるほどまで成長できた市村。「こうした業務を担当者として繰り返し手掛けるうちに、徐々に決算業務の全体の流れを把握できるようになっていった」と振り返る。一番のやりがいは決算という外部にも見える数字で自身の成果が分かることだという。

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経理経験を異動先部署で発揮できた経験

入社から数年経ち、経理部の担当として一人前になってきたタイミングで、市村は国際部という海外拠点の設立に携わる部署への異動を約2年間経験することになった。
「国際部が数字や経理に詳しい若手人材を求めているということで、異動が決まりました。その後、折りよくメキシコに生産子会社を立ち上げるプロジェクトが発足したのですが、私がその設立委員会の事務局窓口を務めることになりました。」
経理部で培った知見を活かし、工場や営業から数値データを集めて経営会議や取締役会の資料としてまとめる業務だけでなく設立委員会の会議招集、議事録作成などのあらゆる業務を担当した。それまで経理業務一本だったところで、仕事の幅を新たに広げられたことは大きな糧になったという。

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部下育成に対して挑戦する日々

現在、市村は連結決算業務のチームリーダーとして複数の部下を率いている。連結決算業務に関しては経験量も豊富なため広い視野を持って仕事を進められる一方で、部下のマネジメントに関してはまだ経験が浅いため苦心することもあるという。
「チームは新入社員・中途社員など年齢・国籍・経歴もばらばらなので考え方もそれぞれ違い、時には仕事の進め方などで衝突してしまうこともあります。そんな時でも単に決算スケジュールを元に作業の指示を出すだけではなく、日常的にメンバーたちと密にコミュニケーションをとり、それぞれの思いをしっかりと把握できるよう努めています」
「経理では辛抱強く業務に取り組まなければいけない場面が多々あります。そういう場面においても前向きに頑張れる人材を育てられるようになりたいです」市村の育てた人材が当経理部を支える日が来るのがとても待ち遠しい。

キャリア

入社の動機
小学生の時、社会科見学で自動車工場を訪れたのを機に、将来は自動車産業に携わる仕事をしたいと思うようになりました。就職活動では自動車部品の大手サプライヤーを回ったが、LEDなどの先進技術でグローバルに事業展開をしていたため当社を志望しました。

今後の目標
自動車業界が大きな変革期に突入するなか、経理業務のグローバル化も課題と感じます。経営陣や事業部をしっかりとサポートできるよう知識の向上に努めていきたいです。

オフの私

動物に興味を持ち始めた娘を連れて動物園に行ったり、家族で旅行に出掛けたりするほか、家でのんびり過ごす日には娘をお風呂に入れたり、食事を食べさせたりするのが楽しみです。