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ランプシステム開発 自動車ランプ・システム開発 - 先進開発
理系
職種:自動車ランプ・システム開発
- 先進開発
入社年度:2000年
出身学部:工学部 ※取材当時

日々、新しいことに挑戦できる職場で
自動制御ランプを研究開発

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自動運転技術を生かしたランプシステムを開発

子どもの頃から電子回路やモノづくりが好きで、大学では電気電子工学を専攻しました。特に電子的な発光装置に興味があったので、光に関する幅広い事業を展開している当社の選考を受けることを決めました。最終的な入社の決め手は、どうせ入るなら末永く働けるところがいいと思っていたこともあり、会社説明会や面接で感じた、先輩社員や人事の温かい雰囲気でした。
入社後はLEDランプの回路設計やパッケージ開発など、十数年にわたって複数の開発部署の異動を経験しながら知見や技術を磨いてきました。現在は自動車ランプのシステム強化を進める設計技術センターに所属しています。ドライバーの適切な視界を確保し、快適な運転を支えるヘッドランプシステムの開発を目指して日々業務に取り組んでいます。
近年は自動車の電子化が進んでおり、自動運転のために取り込んださまざまな環境情報を、ランプシステムにも生かせるようになりました。例えば車載カメラで前方から来るもしくは対向する車を検知し、その車に当たる光のみ消灯することで、常にハイビームで照らすことができるADB(配光可変ヘッドランプ)はすでに実用化され、少しづつではありますが普及してきています。

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考えを具現化し、製品化できるというやりがい

現在はハード・ソフトの両面に関して、企画立案から実車走行シミュレーション、実験車を製作しての検証まで携わっています。ただ正直なところ、ADB開発に関わり始めた当初は、本当に自動制御ランプは実用化可能なのだろうかと不安に思うこともありました。その時には、まずは開発する当人たちが信念を持って取り組むことが大事だと気持ちを奮い立たせ、自分たちが開発した自動車ランプを載せた車が街を走る様子を想像しながら、どんどん研究を進展させていきました。
実験段階でうまくいっても、量産化までの道はさらに遠く、失敗やつまずきもたくさんありましたが、そこで経験した様々なものを生かし、モノづくりに取り組んでいます。新しいことにチャレンジできる環境で日々、自身で考えたことを具現化し、製品化していくことにやりがいを感じています。

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仕事の意味や目的を考えながら動ける人に

成長する人材の条件は技術的素養もさることながら、それ以上に周囲としっかり会話できることが必須だと感じています。製品はさまざまな部署との連携を経て開発され、量産されていくものなので、お互いのコミュニケーションはとても大事です。
また若手社員を指導をする際には「作業者になるな」とよく伝えています。どんな仕事にも意味や目的があるので、書類ひとつにしても“これは誰のために、何のために必要なものか”を考えながら作成させるようにしています。
これからの自身の目標としては、自動車ランプの新技術開発・人材育成の双方で活躍できる人材を目指していきたいです。