社員紹介 WORK & PEOPLE

HOME > 社員紹介 > 設計(自動車ランプ) 園田
設計(自動車ランプ) 園田 設計(自動車ランプ) 園田
理系
職種:設計(自動車ランプ)
入社年度:2007年
出身学部:理工学部 ※取材当時
園田

周囲のサポートがあるからこそ
前例の無い事にも挑戦できる。
プレッシャーを原動力に変えていく。

img
ゼロから完成まで設計に携わる面白さ

学生時代から自動車が好きで将来は自動車に関わる仕事をしたいと考えていたという園田。入社後は新入社員研修を経て設計へと配属、以来自動車のリアランプの設計に携わっている。完成車メーカーが思い描く車のコンセプトやデザイン、仕様等の要件を満たすランプの形状を提案し、それを具現化するのが彼の仕事だ。
「まずは粘土のモデルを3Dスキャナーで読み取り、そこから提案出来るランプの形状を探っていきます。その後形状が決定してからは3DCADを用いて図面を作成していきます。当社の設計者の魅力は、提案・開発から製図、さらにその後の量産フォローに至るまで、幅広い仕事に挑戦できる事だと思います」。と語る園田。企業によっては提案、設計、量産、全ての工程が分業化されている場合も多く、最後まで携われるわけではないのだという。「顧客からは“1人の担当者が責任を持って進めてくれるので相談もしやすく信頼出来る”と評価していただいています。個人的にも、自分が携わった製品に最後まで責任を持って取り組むことが出来るので、その分やり甲斐も大きいと感じています」。

img
自動車の安全を支えるリアランプ

公共交通機関や物流など様々な場面において、自動車は今や私たちの生活には欠かすことの出来ないものとなっている。 「ヘッドランプ、リアランプ双方共に車が安全に走行するためには欠かすことが出来ないものです。視界の悪い昼間や夜間、ドライバーの視界のみならず対向車や歩行者のことも考えて、どこを明るく照らす必要があるのか・照らしてはいけないのかを明確に判断し切り替える必要があります。ランプは車の安全性を左右する非常に重要な役割を担っています」。
顧客のコンセプトを活かしつつより安全で信頼性の高い製品を生み出すために、園田は機構設計のほか、配光や光源に関する知識も習得し業務に活かしている。「LEDやハロゲン電球の配色やレイアウト、またレンズやリクレクター(反射板)の形状を少し変えるだけで、光り方が異なります。各々の感性によって見え方が異なる光というものを取り扱うことは一筋縄ではいかない難しさもありますが、緻密で技術的にも奥深い世界だと感じています」。

img img
周囲のフォローがあるから
思い切って挑戦出できる

自動車ランプは外観の一部を担うため、完成車メーカーにとってデザイン面でも重要な部品である。そのため、求められる要求のレベルも格段に高いのだという。現在担当している案件では通常2年弱の開発期間よりも短い、1年弱という期間での開発を求められている。「前例が無く時間も限られた中で、常にベストの方法を模索していますが、時には問題が生じて迷ったり悩むこともあります。そのようなときは上司をはじめ、チームが全力でフォローしてくれます」。時には自らの失敗がもとで後工程の金型や生産管理の部署に迷惑をかけてしまうこともあるという。「それでも、一生懸命取り組んでいれば必ず力になってくれます。色々な部署の方々に助けられてこの仕事が成り立っているのだと実感する毎日です」。そんな園田の目標は現在携わっている案件を成功に結びつけ、顧客からより一層の信頼を勝ち取ることだ。挑戦の日々はまだまだ続く。

キャリア

入社の動機
会社説明会で人を大切にする社風を感じ、当社に魅力を感じました。

今後の目標
より多様な顧客の要望を具現化出来る設計者を目指していきたいです。

オフの私

休日は会社の同僚や学生時代の友人と飲み会を開いたり、出掛けたりすることが多いです。大学時代の友人と旅行に出かけたり学生時代に所属していたテニスサークルの夏合宿にOBとして参加したりと、週末や長期休暇を満喫しています。