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HOME < 人たち < 研究開発(電子システム) 蓑田

スタンレーのヒトたち

子どもの頃から電子回路やモノづくりが好きで、大学では電気電子工学を専攻した蓑田。特に電子的な発光装置に興味があったことから、同分野で幅広い事業を展開しているスタンレー電気を志望したという。「どうせ入るなら末永く働けるところがいいと思っていたので、会社説明会や面接で感じた先輩社員や人事の方々の温かい雰囲気も入社の決め手になった」と振り返る。
入社後はLEDランプの回路設計やパッケージ開発など、15年以上にわたって開発関係の部署のいくつかで技術を磨いた。そして、現在は電子システム開発室に所属。自動車のヘッドランプシステムを強化・進化させるため、この4月に新設された部署だ。目下、ドライバーの快適な運転を支え、適切な視界を確保するヘッドランプシステムの開発を進めているという。
「近年、車両の電子化が進んでおり、自動運転のために取り込んださまざまな環境情報を、ランプシステムにも生かせるようになりました。例えば車載カメラで前方の車を検知し、その箇所に当たる光のみ消灯することで、常にハイビームで照らすことができるADB(配光可変ヘッドランプ)。これはすでに2年前から実用化されています」

蓑田は同部署で回路のハードウェアとソフトウェアによる制御システム構築を中心に、企画立案から実車走行シミュレーション、実験車を製作しての検証までを手掛けている。車両の電子システムは既に広く普及している。ADB開発に関わり始めた当初は「本当に自動制御ランプは実用化可能なのだろうか」と不安に思う向きもあったそうだ。しかし「まずは開発する当人たちが信念を持って取り組むことが大事」と自分たちが開発したシステムの搭載車が町を走る様子を想像しながら、どんどん研究を進展させていったという。
「実験段階でうまくいっても、量産化までの道はさらに遠く、失敗やつまずきもたくさんありました。そのすべての経験を生かしたモノづくりに取り組んでいます。とにかく新しいことにチャレンジできる環境で日々、自分で考えたことを具現化し、製品化していくことにやりがいを感じています」

現在、続々と若手スタッフが増えていく中、蓑田は求める人材について「技術的素養もさることながら、それ以上に周囲としっかり会話できることが必須」と話す。
「製品は研究・企画・設計・製造・広報などさまざまな部署との連携を経て開発され、量産されていくものなので、お互いのコミュニケーションはとても大事です。また後輩育成の際には、『作業者になるな』とよく指導しています。どんな仕事にも意味や目的があり、書類ひとつにしても『これは誰のために、何のために必要なものか』を考えながら作成させるようにしています」
新技術の研究開発と人材育成の両輪を担う蓑田。今後のより一層の活躍が期待される。

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