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HOME < 人たち < 調達 室本

スタンレーのヒトたち

自社設計部門と取引先(部品メーカー)をつなぐ

自動車ランプの新製品開発にあたって自社設計部門と取引先(部品メーカー)の間に立ち、QCD(品質・コスト・納期)を管理するのが調達課に所属する室本の仕事だ。
「取引先(部品メーカー)からは設計の初期段階で、治具をとりつけるためのフックが必要だとか、形状を微調整してほしいといった具合に、製造上の細かな要望が次々と寄せられます。それらを自社設計部門に伝え、双方の意見を考慮した上で、いかに試作品に反映させるかを検討し、限られた期間で新製品の精度を上げていくのです」。
当然、製品の性能や機構についての専門知識が必要だが、室本は文系学部出身で化学や工学に馴染みがなかったため、入社当初は覚えることが多く苦労したという。
「専門用語はもちろん、ランプの機構、素材である樹脂材の性質などを把握しておくことは必須です。そのあたりが分からないと、取引先の要望や意図を汲み取れないし、見積りもとれません。そのため、現場で先輩たちに教わったり、自主的に書籍を読んだりしながら、少しずつ知見を蓄えていきました」。
努力のかいあって、現在では技術面についての会話や交渉もスムーズに運ぶように。「もともと『文系学部出身でも、何らかの形でモノづくりの現場に携わりたい』と希望していたので、日々新しいことを覚えるのに夢中でした」と室本は楽しそうに話す。

日々鍛えてきた、品質を見極める目

新製品のQCD管理においては、早い段階で不具合を見つけることが重要だ。例えば、試作品についたキズひとつとっても、それが移送中についたものなのか、成形工程でついたものなのかなどによって改善策が異なるため、不具合の程度や原因を正確に見極める目が求められるのだ。
「先日、ある部品の試作成形現場に立ち合った際、他の人たちが見つけられなかった不具合に気付き、指摘することができました。一部金型の磨きが甘くなってしまっているところがあり、もしその場で気付く事ができなかったら、後々自動車メーカーからのNGが出て時間・コスト両面で大きなロスになっていたかもしれません。今回は早い段階で見つけられたので、次回の試作までに仕上げておくことができそうです」。
入社以来、室本は購買部でのテーマ研修に始まり、同部に本配属となってからの樹脂材のコスト交渉や新規樹脂材開発、そして現在の調達課での新製品のQCD管理と、自社製品の調達・設計・製造にまつわる多彩な業務を経験してきた。そのなかで数多くの自社製品や部品に触れることで、自分でも気づかないうちに品質を見極める目を鍛え上げてきたのだ。

魅力的な製品が生まれる現場に携わる喜び

仕事のやりがいについて、室本は「自動車メーカーのブランド戦略に、ランプという代表的なエクステリア部品を通して関われること」だと話す。
「設計部門では自動車メーカーからの要望を受けて、魅力的なデザインや機能をどんどん提案し図面に落とし込みます。その図面を製品にしていく現場に調達の立場から関われることがうれしいです」。
ただ、「現在の自分はまだまだ勉強不足で、専門的な判断基準が少ないのが弱点だ」とも。
「できるだけ短時間・低コストで高品質なものを成立させるには、細かな工夫や特殊な技術、円滑なコミュニケーションなどが重要ですが、私はまだ経験が浅いので判断に迷うことが多々あります。そこで、他部署の有識者や先輩社員や取引先などに相談したりアドバイスをもらったりしながら、さまざまな局面での自分の中の判断基準の層を厚くするよう心掛けています」。
こうした積極的で前向きな姿勢が、これからの成長につながっていくに違いない。

キャリア

入社の動機

私たちの暮らしに身近で、社会に欠かせない製品のモノづくりに、何らかの形で携わりたいと思ったため。

研修について

同期との仲を深めることができ、会社の事業や社会人としての常識やマナーについてもしっかり学ぶことができた。

今後の目標

技術的な知見を高め、部署間の垣根を越えて生産技術や設計にももっと積極的に意見を述べていきたいと思っている。

オフの私

同期の数が多くお互い仲が良いので、よく仕事終わりに飲みに行ったり、他の拠点の同期とも年に1度は旅行などに出掛ける。休日は国内の城めぐりや温泉めぐり、フェス、コンサート、F1観戦、登山、ボルダリングなど、今までやったことのないことにたくさんチャレンジしている。

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